晴々 haruharu

今年の目標は「できる限り、健康になる」

Twitter上での誹謗中傷と違法行為を行う男性ユーザーに関する注意喚起

以前より、フォロワーさんから、「とある男性ユーザーから誹謗中傷を受けている」という相談をされていました。

先日、わたしがこのフォロワーさんから送られたリプライに返信をしたところ、突然、誹謗中傷トラブルの加害者である男性ユーザーから、わたしとフォロワーさんの両名に宛てたリプライが届きました。


このときわたしがフォロワーさんとお話していた内容は、「推しのライブコンサートツアーの中で、チケットの払い戻しを受けられる公演と、受けられない公演が発生してしまったこと」に対する率直な感想でした。

その際、わたしはフォロワーさんに対して、「あのときにできる最善の方法が開催だったとしても、やっぱり『だったら○○でもそうしてほしかった』という感想は出てきてしまいますよね。わたしも渦中にいたら、そう思うに違いないと思います」という内容をお送りしたんです。

すると、例の男性ユーザーが、サブアカウントで突然絡んできました。

「その時々で主催者側は最善と思われる選択をしてきたと思うので、それに対していろいろ言うのはいかがなものかと思います」的な内容でしたが……

あなたと同じこと、わたしも言ってます。笑


主催者側は最善策としてライブを開催しました。
開催自体にとやかく言うつもりは、わたしにもないんです。

しかしながら、結果として、払い戻しで「救済される人・されない人」という格差が起きてしまったことも、その格差に対して、救済されない側の方が、複雑な心境になってしまっていることも事実です。
格差ができてしまった以上、それに対する悲しみや違和感を持つ人が現れるのは仕方がないと思うので、わたしは男性ユーザーに対して、このような質問をしてみました。


わたしも、主催者はその時々で最善の選択をしていたと思いますが、複雑な心境の方がいらっしゃることは事実であって……
率直な感想を言い合い、共感し合うことが「いかがなもの」なのであれば、SNSって一体、何をする場なんでしょうか?


これに対する返信らしき引用リツイートは届きましたが、最初に送りつけられたリプライの内容をなぞるような内容でしかなく……
残念ながら、わたしの質問に対して、真摯な御解答は頂けませんでした*1



わたしはコロナ禍で、改めて「共感」の大切さを感じています。

未知の状況にみんなが不安になっているなか、「ひとりじゃないよ。そばにいるからね」と伝えられたときに感じる、あたたかな気持ち。
「こんな状況にあるけれど、どうしたらいい?」と質問したとき、具体的なアドバイスを頂いたり、優しい言葉をかけて頂けたときの喜び。

わたしも人間なので、腹が立ったり悲しくなったりもします。そんなときに、あたたかくて優しいパワーをフォロワーさんからたくさん頂いてきました。
だからこそ、わたしからは、できる限りあたたかな言葉や、有益な情報、楽しくなるようなお話を届けたい。
誰かが不安になったり、傷付いたり、悲しんだりしている時、できる限りその方の痛みに寄りそいたい。



わたしはフォロワーさんと、困った時に助け合えるような仲間でありたいのです。
そう感じているからこそ、この男性ユーザーの行動には、理解できる点もほんの少しありました。



そもそも、この男性ユーザーは、みずからが録音や録画したデータを「送ってあげようか」とDMしてくるのだそうです。
しかしながら、録音や録画のデータを他人に送ることは、著作権侵害であり、違法です。

今現在、誹謗中傷を受けているフォロワーさんにも、このような内容のDMが届いたため、男性ユーザーの行為は違法であることを伝えて、丁重にお断りしたのだと言います。
そこから、男性ユーザーからの一方的な嫌がらせが始まった、とのことでした。

フォロワーさんのツイート内容から推測される個人情報を誹謗中傷の材料にしたり、それらを複数のアカウントを用いて行う等、男性ユーザーがしている行為は悪質です。



ただ……
彼がデータを送るのは、ご自分のフォロワーが「困った時」に、「助けてあげようとして」行ったことなのではないでしょうか?



男性ユーザーはおそらく、「よかれと思って」、そのような違法行為をしているのだと、わたしは思うのです。
だとしたら、この男性ユーザーに違法行為をさせているのは、他ならぬ「データを求める側のユーザー」ではありませんか?



データを受け取った方から得られる感謝の言葉や、データを求めるフォロワー自体の数を増やすことを、みずからの心の糧にしているのではないか、とわたしは思うのです。

わたしも絵を描いて、その自作イラストをシールや缶バッジにして、ライブ会場でフォロワーさんに配ることがあります。喜んで頂けるのが嬉しいだけなので、完全に自腹で、お金は一切頂いていません
もしかすると、彼もみずからのフォロワーに「プレゼント」をするつもりで、違法行為に手を染めているのではないでしょうか……。


でも、録音や録画のデータを「送ること」も、もちろん違法なのですが、そのデータが違法にアップロードされたものであることを知りながら、それを「受け取ること」も違法であるのはご存じですか?


男性ユーザーが、みずからの行動を自主的に改心するとは思えません。
でも、彼からデータを受け取らなければ 彼に違法行為をさせずに済むし、あなた自身も違法行為をせずに済むのです。
もしもあなたが、男性ユーザーから録音や録画のデータをあげるというDMを送られたなら、一切返事せず、男性ユーザーの違法行為には、決して加担しないでください。


ここまで拝読頂いたあなたが、「データ受取を断ったり、DMを無視したら、次は自分が攻撃されるのでは?」と恐れるお気持ちも、重々承知の上でのお願いです。


その上で、「みんなで断る」のです。


みんなで断れば、そもそも男性ユーザーの「データを渡すことで、たくさんのユーザーからありがたがられたい」という目的は果たせなくなります
現状、断る人が少ないから、その人だけが攻撃されているのですから。


また、受け取る側が存在しなければ違法行為自体が成立しない以上、男性ユーザーだけが100%悪質とは言えません。

彼も同じ推しを推す仲間であることには変わりなく、誹謗中傷や違法行為さえ行わなければ、もしかすると、気の良い優しいお兄さんなのかもしれない、という淡い期待をしていたいのです。
推しが好きな人に悪い人はいないと信じていたい

ですから、もしもあなたが「それっぽいユーザー」をフォローしていたとしても、ただちに解除せよ!むらがるな!散れ散れ!と言いたいわけではありません


それでも、もし万が一、この男性ユーザーらしき人があなたに、あまりよろしくない内容で接触してきたら……
お手隙の際で構いませんので、Twitterの「報告」機能にて、違反報告をお願いします
その際、あなたのプライバシーは守られますので、ご安心くださいね。

また、我々の推しの所属事務所は、Twitter上に事務所法務部のアカウントを持っているため、こちらに対しての著作権侵害の通報もして頂けるとありがたいです。



あまりにもひどい誹謗中傷を受けた際には、ためらわずにすぐに警察に行ってください

追記

こちらの記事をUPして以来、この記事のコメント欄*2TwitterのDM宛にさまざまな情報・ご意見を頂戴しております。


こちらの記事には男性ユーザーの個人情報をほとんど記載していないにも関わらず、この内容だけで「正解」にたどり着けたみなさんに恐縮しつつ……

みなさんから複数の情報が寄せられたことで、彼が想像以上にしつこくフォロワーさんを攻撃していたことや、これまでにも、このフォロワーさんのために、みなさんが協力して彼を通報し、複数のアカウントを凍結させてきたこと……
そのアカウントのIDやユーザー名……
さらに、彼がこれまでについてきた嘘や、その言動の特徴等がより詳細に知れました。
ありがとうございます。



そもそも、彼は本当に「男性」ユーザーなのか?
それすら疑わしいと思っている方もいらっしゃるようです。


また、「この男性ユーザーと思われるユーザーからデータをもらってしまったと思う。もらう側も違法になるとは知らなかった」という内容の、悔恨のお気持ちでいっぱいのDMも頂戴しました。

たとえあなたが法律を知らなかったとしても、あなたがダウンロードしたデータが、「テレビ局やラジオ局が公式の方法で配信しているデータ」ではなく、「男性ユーザーが勝手にアップロードした、非公式なデータ」であるという事実をきちんと認識していたならば、それは違法ダウンロードに該当してしまいます。

「法の不知はこれを許さず」といって、刑法第38条第3項で、 「法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない」とされています。

残念ながら、そのデータを削除したり、彼とのやりとりを消せば、たちまちあなたの罪がなくなるというわけではありません……。
だからこそ、彼とも、彼以外の人とも、ネット上で軽率にデータをやりとりしないでほしいのです。

推しを推しているからこそ、テレビやラジオのデータを欲するのだと思いますが……
ダフ屋からチケットを買うのと同じような、してはいけない行為で、あなたの行動は推しを悲しませてしまうものだということをよくよく覚えておいてください。


でも、決して自分を責めすぎないでください。
知らないルールを守れと言われても無理ですもの!

あなたは今知りました。
どうか、そっと彼から離れてください。
あなたの心の平和を願います。

*1:これ以上関わってもトラブルになるだけだと感じ、わたし側の関連ツイートは既に削除しております。

*2:承認制にしてありますので、現状こちらの記事に関しては、わたししかコメントを見られません。ご安心ください。